「まさに調査の限界を痛感する思いでございます。年間1億8000万円もの資金提供を受けていながら、なぜそのことを知らなかったのか、気づかなかったか、国民のみなさま方が疑問に思われるのは至極当然のことだと思っております。親も私も、常に周りの人々が私たちのことを、何くれなく面倒をみていただく環境にありました。正直に申し上げて、親や周りのものと、お金の話を直接することなど、ほとんどございませんでした。私に心配をかけまい、体面を傷つけまいと日々、苦労してもらってきたことが結果として、今日このような事態につながったんだと思っております。結果として、年老いた母親に大変な親不孝をしてしまいました。また私のために、勝場や芳賀の家族にも、つらい思いをさせてしまったと思っております」