狩りの女神ディアナのごとく毎朝狩りに出掛けていく,我が家の耳の尖った姉妹の片割れであるユッチ。 毎日通ってお隣の農家の天井裏に入り込んでいたクマネズミを殲滅させて,「ウチの娘にならない」とそのお宅の奥さんに言わしめた,まあ,プロですな。 この何か考え込んでいるような顔して,明日の有害鳥獣捕獲計画を練っているのかも知れない。人間の娘だったら,狩猟弓でも弾いているかも知れない。「お父さん獲れたよー」ってシカを担いで帰ってくる娘を持っていたら,ちょっと自慢するかも。と妄想は膨らんでいく。 彼女が猫ドアから戻らず,玄関に回り込んで鳴くので長男が中に入れてやろうと見に行けば,しっかりお供え物的に本日の収穫物が。 本人は,家に連れ戻されると思って,そのまま啼きながら逃げていって,後でしらっと猫ドアから帰ってきた。いつものこと。 尻尾を見ると幼獣でこの尾率だし,太くて器用そうな尻尾ではないので,見聞の結
はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ
プロフィール|ピグの部屋ペタニックネーム:すだしん自己紹介:本を1冊、書き上げました。『次世代広告進化論』というタイトルです。ぜひ、手にとってみてください。 ...続きを見る
10/1に世界の肥満化を警告するOECDレポートに関するEconomix記事を紹介したが、今度は肥満が米軍に与える悪影響についてのNBER論文がWSJブログで取り上げられた。 その論文「Unfit for Service: The Implications of Rising Obesity for U.S. Military Recruitment」の著者はコーネル大学の2人の経済学者(John CawleyとJohanna Catherine Maclean)で、6月に開催されたAmerican Society of Health Economistsの大会HPではポスターセッションでのプレゼンの概要が読める。 WSJブログによる内容紹介は以下の通り。 2007-2008年において、入隊適格年齢層のうち、570万人の男性(約12%)と1650万人の女性(約35%)が、身長体重比と体脂肪
エモンズのレーダー部分=沖縄県今帰仁村の沖合、宮地ゆう撮影機雷のワイヤーを切るパラベーンがそのまま並んでいる=沖縄県今帰仁村の沖合、宮地ゆう撮影船体が傾いて沈んでいる「エモンズ」=沖縄県今帰仁村の沖合、宮地ゆう撮影巡航していたときのエモンズ=エモンズ・アソシエーション提供 沖縄県北部・今帰仁(なきじん)村の沖合で第2次世界大戦中に沈んだ米海軍掃海艇「エモンズ」に突撃した特攻機が、65年たったいま、謎を呼んでいる。長年、地元では海軍の零戦だったと言われてきたが、最近海底から見つかったのは陸軍の特攻機の破片だった。パイロットは誰だったのか。地元に住む日米のダイバーたちが謎を突き止めようと調査を続けている。 エモンズは2001年に見つかった。海域では今も船から油が浮き出てくるという。 米海軍の資料などによるとエモンズは、1944年6月にノルマンディー上陸作戦に参加。45年1月、サンフランシ
野崎 靖仁 @nozaki_yasuhito 仙谷官房長官が自衛隊を「暴力装置」と発言。マックス・ウェーバーは警察や軍隊などの物理的強制力を「暴力装置」と呼んでいるので、自衛隊は当然「暴力装置」です。「暴力装置」という言葉は学術用語なので否定的な意味も肯定的な意味もありません。批判している人はウェーバーを知らないのか? RABBIT!! @r_a_b_b_i_t 国会でマックスウェーバーを持ち出すことが論外。 QT @nozaki_yasuhito: 仙谷官房長官が自衛隊を「暴力装置」と発言。マックス・ウェーバーは警察や軍隊などの物理的強制力を「暴力装置」と呼んでいるので、自衛隊は当然「暴力装置」です。「暴力装置」という言葉は学術用語なの
内海さんが「趣味で悪役をやっている人」ならば、後藤さんは「仕事として正義の味方をやっている人」なのだ。 というのは非常に正解に近いと思う。が、間違いだろう。 後藤さんは意図的に昼行灯なのであって、決して本質的に昼行灯なわけではない。彼が昼行灯なのは「昼行灯でも良いとき」に「昼行灯で付き合ったほうが良い相手」に対してであって、誰に対してでも、では無い。そして、それ故に「仕事」の枠が外れ始める…つまり徐々にシャフトの企みが見え始めたり、内海課長とやり取りが始まると、この「昼行灯」さの後ろに刃物が見え始める。 彼の「昼行灯」としてのマスクは外れ始めるのは「正義」が蹂躙され始めているときで、ゆえに彼は本質的には「正義の味方」なのだ。このことを考慮すると次のポイントがむしろ真逆だとわかる: 後藤隊長は 後天的な 世渡り上手だろう。 少なくとも漫画で描画されている時系列の範囲内では、後藤隊長は「昼行灯
仙谷氏「自衛隊は暴力装置」 抗議受け謝罪、首相も陳謝 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801000326.html ツイッターでは政治家が政治学/社会学における初歩の初歩も知らないのか、として批判者を問題視する反応が(私のタイムラインでは)多かったように思いますが、今回の事案で重要なのはヴェーバーやレーニンがどうということではなく、現代の日本において市民がいかに訓致化されているかということです。 市井の一般の人々がヴェーバーなど読むはずもなく、その多くが暴力なる機能語に規範的意味を過剰に読み取ってしまうのは自然であり、その反映としての側面を持つマスメディアや政治家が仙谷発言を批判的に捉えること自体は大した話ではありません。日本ほど相対的高度に民主化された国家において、軍事組織を「暴力装置」と表現することがこれ程の反発を呼び起こすのは、むしろ当
デムパ系ホイホイと化している「暴力装置」発言だが、たいへんに楽しい事態になっている。 仙谷君よ、暴力装置というのはソ連赤軍と支那人民解放軍、クメール リュージュのことを指すのだよ。 …… 仙谷君が暴力組織と呼ぶべきは未だにチベット・ウイグルで人民を殺し続ける”中国人民解放軍”ではないのかね? 何故人民解放軍を”暴力組織”と呼ばないの? 仙谷君よ、もういいから白状しなさい。いまでも支那共産党の秘密党員なのでしょう? その事実を支那から暴露されるのが怖くて、支那共産党に諂っているのでしょう。今までに工作費として幾ら受け取った? 日本戦勝国論研究会議 農学博士 安濃 豊 http://blog.livedoor.jp/giranbarekanjya/archives/51139152.html なんか途中で、「暴力装置」が「暴力組織」に変容している。この御仁は暴力の階級性について深く考えて
仙谷由人官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言問題 元発言としてはおおむねこの記述 「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織だから、特段の政治的な中立性が確保されなければならない」 前半は社会学概念である「暴力装置」が自衛隊にかかり、その自衛隊に後半の「ある種の軍事組織」がかかる。 語としては、前半は明らかに問題がなく、後半が問題視されるのは理解できる。 後半部にしても、「ある種の」がつくことで少なくとも自衛隊=軍=戦力ではなく、自衛隊≠軍かあるいは少なくとも自衛隊≒軍と言える言い方になっているため問題が全くないとは言わないが、自民党の主張が「実質的軍組織である自衛隊」を憲法9条が否定しているので「違憲合法論」があり、現実追認の観点から憲法を修正すべしという主張があったことを考えるとこの点から民主党を責めるのはあまり理解できない。 その後の仙谷官房長官の修正である「実力組織」の用語が、後半部
仙石氏「自衛隊は暴力装置」参院予算委で発言、撤回 朝日2010年11月18日11時33分 http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY201011180169.html 仙谷由人官房長官は18日の参院予算委員会で、「自衛隊は暴力装置」と述べた。その後、「実力組織」と言い換えた上で、発言を撤回し、謝罪した。 「暴力装置」の表現は、かつて自衛隊を違憲と批判する立場から使用されてきた経緯がある。 この発言は、世耕弘成氏(自民)の質問に対する答弁で飛び出した。世耕氏は、防衛省が政治的な発言をする団体に防衛省や自衛隊がかかわる行事への参加を控えてもらうよう指示する通達を出したことを問題視し、国家公務員と自衛隊員の違いを質問。仙谷氏が「暴力装置でもある自衛隊は特段の政治的な中立性が確保されなければならない」と語った。 世耕氏は仙谷氏に対し、発言の撤回と謝罪
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