モアイ「ホアハカナナイア」。Photo12提供(2013年6月12日撮影)。(c)Ann Ronan Picture Library / Photo12 【8月8日 AFP】南太平洋のチリ領イースター島(Easter Island)で、先住民ラパヌイ(Rapa Nui)の自治組織が同国政府に対し、150年前に持ち去られ、現在は英ロンドンの大英博物館(British Museum)で収蔵されているモアイ像の返還運動への支援を求めている。 高さ2.4メートルのモアイ像「ホアハカナナイア(Hoa Hakananai'a)」は英国に運ばれ、ビクトリア女王(Queen Victoria)に献上されたとされる。 イースター島のモアイ像900体超のほとんどは、6~17世紀に凝灰岩を彫ってつくられた。しかしラパヌイの人々の言葉で「盗まれた友」または「隠された友」を意味するホアハカナナイアは、玄武岩でつくら
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