第62回毎日出版文化賞(特別協力・大日本印刷株式会社)の受賞作5点が決まりました。本賞は第二次世界大戦の終戦後間もない1947年、出版文化の向上を願い創設されました。出版点数が拡大する中で、毎年、優れた出版物を選び顕彰しています。 選考は、文学・芸術▽人文・社会▽自然科学▽企画(全集、講座、辞典、事典など)の4部門で行いました。特別賞は、部門を問わず、「広く読者に支持され、出版文化の向上に貢献した出版物」に贈られます。対象は、今年8月までの約1年間に初版が刊行された出版物、同時期に最終巻が刊行された全集などです。出版社からの自薦と毎日新聞社が委嘱した方々の推薦によって計275編が集まり、予備選考を経て計23編が最終選考に残りました。(敬称略) ■文学・芸術部門 ◆『双調 平家物語 全15巻』=橋本治・著(中央公論新社) ◇幅と知恵に加わる重量感 橋本治は多才な作家である。しかしその多才ぶり
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