独BMW日本法人は、11月5日まで開かれている東京モーターショーで、スポーツオープンカーのコンセプト車「The BMW Concept Z4」を展示している。8月に米国で発表したが、アジア地域での展示は初めてだ。現行「Z4」の全面改良版として2018年に発売する予定。 BMWは、トヨタ自動車と共同でスポーツカーを開発中。今回出品された「Z4」も、デザインを変えたトヨタ版が発売されるとみられる。その際には、往年の看板スポーツカーだった「スープラ」の名前を復活させるとの観測も出ている。 コンセプト車で目を引くのが、鮮やかなオレンジ色の2シーターの車体。「不要な装備をすべてそぎ落とした」といい、側面のガラス窓も取り去って、開放感を演出している。内装も、運転席に黒色、助手席にはオレンジ色のレザーがそれぞれ使われ、躍動感のある室内空間を強調する。(信原一貴)