11月発売予定のゲーム『アサシン クリード シャドウズ』の設定を巡り、SNSなどで論争が過熱している=東京都千代田区(鈴木健児撮影) フランスのゲーム会社が発売を予定しているソフトがSNSなどで〝炎上〟し、発売中止を求めるオンライン署名の賛同者が10万人をうかがう勢いになっている。舞台は戦国時代の日本だが、主人公の1人を織田信長に仕えた実在の人物で黒人の「弥助」にしたことで、不確かな内容が史実として海外で拡散されることを懸念する声が上がった。署名の呼びかけ人は「日本の文化と歴史に対する深刻な侮辱」だと主張する。会社側は23日に声明を出し、「日本の皆さまにご懸念を生じさせたことについて、心よりお詫び申し上げます」としたが、ゲームの設定は維持する考えで、反発が収まるかは予断を許さない。 宣教師と来日、信長に仕えるこのゲームは、仏ユービーアイ(UBI)ソフトが11月15日にプレイステーション5や