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0846 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
色即是空、空即是色――。『般若心経』のこの言葉は、日本人なら誰でも知っている。おそらく仏典中で最も... 色即是空、空即是色――。『般若心経』のこの言葉は、日本人なら誰でも知っている。おそらく仏典中で最もよく知られたフレーズだろうが、誰もが意味がわからないフレーズでもあろう。 たとえば、「色」は物質的な実在のこと、「空」はそれがないことをいうのだが、それでは「世の中、なんにもありません」というだけで、さて本当にそういう意味なのか、気になってくる。仏教はそんな「空」や「無」を持ち出して、どうするつもりだったのかと思えてくる。 ぼくもけっこう悩まされたものだった。いったいこれは東洋のニヒリズムなのか、まったく西洋が気がつかなかったものなのか――。青年時代、ブッダは「諸行無常」と「諸法無我」と「一切皆苦」を説いたと知って、いったいこの空漠たる思想は何なのか、人間はこんな空虚と苦渋に耐えられるのかと思ったものである。そして、それでもなお「空観」におよんだ仏教というのは、なんと強引で、かつ否定に富んでい
2013/04/27 リンク