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阿部嘉昭ファンサイト: 『ヤンヤン 夏の想い出』 (原弘一)
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阿部嘉昭ファンサイト: 『ヤンヤン 夏の想い出』 (原弘一)
【解題】 これも立教大学2002年度講義の期末レポートのひとつ。僕がおこなったエドワード・ヤン『ヤンヤ... 【解題】 これも立教大学2002年度講義の期末レポートのひとつ。僕がおこなったエドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の想い出』の講義にたいし、日文2年生の原弘一君は、創造的な読み替え、あるいは付加をしている。僕は、メルロ=ポンティにからめ、この作品特有の認識論を講義中しめしたが、原君はそうした着眼をアントニオーニ『赤い砂漠』に対比させることでより明確化している。ただしアントニオーニの水の属性の把握は、その浸透力と霧になる能力によって、最終的には不可知性に帰着するだろう。対してヤンのそれは、魔術的な変転能力にまで行き着く。行き着きながら、アントニオーニの液体を通じた不可知論を、前代未聞に微分化させる趣がある――原君の原稿はそう説いているようだ。僕が特にヤラれたとおもったのは、この作品の中国語原題『一一』もしくは英語題『A One And A Two…』が、ヤンヤンが父にいう二つ目の質問「真実の半分だ