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「環境哲学」確立への期待|安井 至 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)
「環境哲学」確立への期待 (1/4) あらたにすの筆者を3年間つとめさせていただき、その間、主として... 「環境哲学」確立への期待 (1/4) あらたにすの筆者を3年間つとめさせていただき、その間、主として地球環境に関する話題を取り上げてきた。最終回として、環境問題の基本的な原理原則、特に、何が「正義」かを議論する「環境哲学」の確立への期待を表明したい。 ハーバード大学教授のマイケル・サンデルの正義に関する講義とその著書が昨年のベストセラーになった。しかし、政治哲学という言葉は、日本では余り確立した言葉ではないらしい。 ○まだ一般的でない言葉 環境哲学という言葉が無いわけではないようだが、さらに一般的ではないようだ。むしろ、環境倫理学、環境思想といった取り上げ方がされているようだ。 哲学の対象や主題は、時と共に変化してきたようなので、そろそろ環境哲学というものが一般化しても良いように思える。しかし、境界領域だけに、困難が予想される。 過去の価値観を破壊することによって新しい学問体系を
2011/01/14 リンク