[書評]愛の流刑地-安藤美姫 - 世界フィギュアスケート選手権応援ブログ

ラスト数ページ。 「作者はよくこんな話思いついたな」 と驚嘆しつつ感動が盛り上がっていき、最後は 「泣いてしまうほど感動した」 ※ネタバレを含みます。長文。 新聞連載時は連載が終わってしまうことに「寂しい、切ないな」ぐらいだったのだが、今回単行本を読み終えたらしんみりと胸にこみ上げるものがあった。 好色男な自分には、とても切なく胸に来る物語である。 僕と愛の流刑地の馴れ初めを思い起こすと、知り合った日経勤務の女性に「愛ルケって知ってる？ 毎日突っ込んでる面白いブログがあるんだけど」と存在を教えてもらい、 『にっけいしんぶん新聞』を見てどんなものかと毎朝日経を買い始めたことに端を発する。その後土日読めないのが嫌なので日経を定期購読してしまった。 僕自身、新聞連載時には「ネタとして最高に面白い」とブログで度々取り上げてきた。今回読んでても、お尻を「まあるいお臀」と表現したり、絶