美しき毒タンパク質・ヘモリシン : 有機化学美術館・分館

8月10 美しき毒タンパク質・ヘモリシン 本日は短めに。ヘモリシンというタンパク質を紹介しましょう。7つの同じユニットが環を作った美しい構造ですが、実は黄色ブドウ球菌などの病原菌が作る恐ろしい毒性タンパク質です。 ヘモリシン。上から見たところ、横から見たところ。虹色の色分けは筆者の趣味による。 ヘモリシンは赤血球の細胞膜に突き刺さり、穴を開けてしまうことによって、赤血球を破壊します（溶血）。見事な構造は、そのまま恐ろしい病原性につながっています。毎度のことながら、いったいどうやってこんな構造ができあがるものか、生物とは、タンパク質とは何と奥が深いのかと思わされます。 カテゴリなしの他の記事

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しっかし、アミノ酸たくさん繋いだだけで後は細胞内の塩濃度とかその他の要因もあるだろうが自動的に折り畳まって特異的な構造を持ち、しかもほとんどありとあらゆる機能を実現可能って、不思議すぎる。

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見事や

[Nean]

美しき毒蛋白質や油照り、

[imo758]

えーと…イソギンチャク？

[terazzo]

作りかけのリリアンみたい

[BUNTEN]

ヘモ-リシン、って切るのかしらん?▼にしても見事な立体構造だ。二面図でなかったらわからんかったレベル。m(_◎_)m

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感動する > ヘモリシンは赤血球の細胞膜に突き刺さり、穴を開けてしまうことによって、赤血球を破壊します（溶血）。見事な構造は、そのまま恐ろしい病原性につながっています。