横田栄司ブログ“帰ってきた よこちん'S Diary : ほんばな１５

2010年11月30日20:05 カテゴリ ほんばな１５ 「お前のやっていることは、自分を愛しているだけで芝居を愛していないんだよ」 内心をえぐる直球の言葉が飛んでくる蜷川さんの稽古場。 若手俳優の集団“さいたまネクスト・シアター”に参加しています。 役が決まっている俳優は、ぼくを含め原康義さん、飯田邦博さんの３人(つまり、おじさん)だけなので、若い役者は常に競いながらの稽古です。 ぼくらは何度も“相手役”を代えながらの稽古になり、同じシーンを相手を代えて５回、６回とやることになります。 人様を評価する立場に自分がないことは百も承知なのですが、どうしても一人ひとりを比べてしまいます。 そんな時に若い俳優に感じること。「この役をやりたい！」という欲望はもちろん感じます。だけど衝撃を受けるのは「この仕事で食ってってやる！」という気概を持った後輩と対峙する時です。 そんな迫力を腹の底に抱えてる

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横田　よこちん