秘密保護法案の狙いは、威嚇による萎縮：青井未帆さん（学習院大学教授） : 【堺からのアピール】

青井未帆さん（学習院大学法務研究科教授）。 私は内容も審議の方法もおかしいので、この法案に反対している。 統治する側にとって情報は権力。秘密は秘密であるが故に重要。刑事が事件の前に威嚇を狙っている。 裁判所を経由することは秘密が漏れる対象が増えると言うことで、それは望まないはずだ。 威嚇は法によって処罰するという威嚇だが、普通の人は逮捕されてしまうかもしれない、捜索されてしまうかもしれないという疑いがかけられるだけでも恐ろしいことだ。恐ろしくて活動が出来ない、これが法案の狙い。 治安維持法や軍機保護法はこの予防の段階でどれだけ上手くいくかが決め手となっていた。恣意的な運用を押さえるだけの仕組みがこの法案には備わっていない、大変恐ろしい法案である。審議は余りにも性急しすぎ。 多くの国民は「何かおかしい」と思いながら見ているはず。審議が不十分で政府の答弁も一貫していない。 それでも国会議員が自