海底を歩いて探索できるカニ型ロボット「Crabster」がスゴイ!!沈没船や海中の探索が可能に!! | コモンポスト

韓国海洋科学技術院(KIOST)の研究者らは、海底を歩いて探索できるカニ型ロボット「Crabster」を2年がかりで開発しました。海流の激しい場所でも「Crabster」なら問題なく探索することができるといいます。 従来の海底探索ロボットは、プロペラを装備して水中を泳ぐタイプのものが主流でした。しかし、このタイプで強い流れの中では安定して操作することができません。 そこで開発されたのが、この「Crabster」。クラブ(カニ)とロブスターを組み合わせた名前の通り、六脚を兼ね備えたカニのような動きで海底を歩くのが特徴です。また前の2本の足は、カニのハサミのようにモノを掴むことができ、沈没船や海底からモノを引き上げることができます。 「Crabster」には、10台の工学カメラと200m範囲を散策できる長距離スキャンソナーを装備しており、周囲の状況を知ることもできます。 沈没船や海底を探索する