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ファイバー - Prex-組み込みリアルタイムOS開発日記
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■[tech]ファイバー ファイバーはマイクロスレッドとも呼ばれ、ユーザモードにおける超軽量スレッドの実... ■[tech]ファイバー ファイバーはマイクロスレッドとも呼ばれ、ユーザモードにおける超軽量スレッドの実装。 一般に、スレッドはカーネル・レベルで実装するケースが多いが、スレッドのコンテクスト・スイッチには意外とコストがかかる。まず、カーネル・モードへの遷移自体が重いし、他のタスクのスレッドへの切替にはメモリ空間(VM)の切替に伴うオーバーヘッドが大きい。 一方、ファイバーもスレッドと同様の実行単位を指すが、これは完全にユーザーモードでの実装であり、その存在自体はカーネルから認識できない。1つのスレッドの中に、複数のファイバーを生成することが可能で、それぞれのファイバーは協調的に実行を手放して他のファイバーに切替る事が可能。ファイバーのコンテクスト・スイッチは、プロセッサ・レジスタとスタックの切り替えだけで済むので、あまりコストがかからない。ファイバーの他の利点としては、スケジューリングが