光で遺伝子のスイッチをオンオフ - 蝉コロン

科学A Synthetic Optogenetic Transcription Device Enhances Blood-Glucose Homeostasis in Mice これまでにも薬剤を使った遺伝子発現スイッチシステムはあったのだけれども、それを光の照射でやろうという話。オプトジェネティクス（光遺伝学）という最近急成長中の技術だとか。 オプトジェネティクス――それは、光学と遺伝学を組み合わせた、まったく新しい格闘技である。うおおおおおおおおぉぉぉーーーーーーっ！ メラノプシンという光感受性タンパク質がある。7回膜貫通型のGタンパク質共役受容体。これは体内時計の研究でも重要なんだけど、今回はツールとして使います。 論文では、ブルーライトをあてるとGLP-1が発現するという細胞を作っている。GLP-1はインクレチンとして知られる消化管ホルモンで2型糖尿病の治療薬としても使われる。

[sun-and-moon]

神経科学では３年前から大流行中。うちもやります／細胞種特異性に加えて可逆性・反応の速さ・正負両方向の制御可あたりが魅力的です。弱点もありますが

[poccopen]

プロモーター制御だと、オフ時は残存タンパクが問題になっちゃうので（当該タンパクの半減期に依存）、キレのいい特異的シャットオフ制御を実現するため、KillerRedあたりをうまいこと使えないかなぁと夢想しています。

[tdam]

光を使った遺伝子発現スイッチシステム。ピタゴラスイッチ的な多段階反応。さて、何に使えるか？

[chochonmage]

遺伝子のオンオフというから、「サムシング・グレート」のお話かとおもた。

[agrisearch]

「オプトジェネティクス」

[shoG3]

オプトジェネティクス

[BUNTEN]

「インスリン分泌が促進」糖尿治療に直結…は、なさそうだな。(^_^;)