「日常」を支え得る希望 - ぼくのWeblog

ことあるごとに、自分の結婚生活が、いかに幸せかアピールしまくる女がいるが、彼女の内面は、その言葉どおりではないことが多い。愛されている自分を不安に思っているからこそ、言わずにはいられないのであって（ダーリンとはラブラブなのぉ）、それで本当に幸せな人は、「そのこと」をわざわざ口に出したりはしないものだ。 渦中にある人間は、言葉自体を忘れている。幸せに生きている人が、自分を幸福であると意識する時間は少ないはずだ。「失ってみてわかる」とはよく言ったもので、つねに愛されている人は、そのことに対して無頓着である。 愛されていることを強く意識する人ほど、愛を失ってしまうことを怖れる。さらに失ってしまうことを強く怖れる人は、その愛から逃れることを無意識のうちに望むのだ。奇異に聞こえるかも知れないが、愛を失う自分、という想像にたえきれなくなった彼女らは、自ら愛を壊すことを選ぶのである。 . あなたが男性で