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坂のある非風景 水路を、水とともに
ただ低いほうへと流れ落ちてゆくのに、誰とも違った場所に出ることがある。どこかで流れにさからい、そ... ただ低いほうへと流れ落ちてゆくのに、誰とも違った場所に出ることがある。どこかで流れにさからい、そのときの恋人を眠りの岸辺として航路を外れ、どこにもない場所に流れ着くということがある。 抵抗するものは肉体のある場所に戻り、そこで手紙を書き続け、書き綴られた手紙を読み返している。くりかえすと、諦めるということは、エロスから肉体を消し去ることではないのか。そのときも絶えようとするエロスをそっと集めて、手紙の主人公とする。 「あのひとがいないときには、あのひとについて考えることができる。いるときは見つめることさえできないあのひとを、見つめることができる」 そうして会えない日々にこそ共にありながら一月が暮れ落ちる。だから一月の終りは希望のように不完全だ。「永遠の流浪者としてのアブラハム」(アブラハムかオデュッセウスか「三上のブログ」)に思いつきで差し挟まれた四分休符のような、あいまいな一月の終り。ゆ