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千利休より古田織部へ/久野治: DESIGN IT! w/LOVE
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求するこ... 不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 待庵の二畳半の茶室や「無駄を省き、かつ必要を際立たせる「最小限のデザイン」」でも紹介した朝顔の逸話にも代表されるように、茶聖と称される千利休の茶の湯は、ストイックなまでに無駄を省き、必要最低限の趣向により茶席の場をデザインすることで、一期一会のおもてなし(=ユーザーエクスペリエンス)を実現するものでした。 しかし、豊臣秀吉が京都に聚楽第と呼ばれた豪華絢爛な邸宅を設け、町では女、子どもが「辻が花」と呼ばれる美しい色柄の衣を身につけ、戦いを忘れた武士たちが「傾き(かぶき)」と称して平和をうたい、出雲大社の巫女であった阿国の一座が京都で後の歌舞伎につながる「傾きおどり」をはじめたとき、 利休の侘び茶道にも、行きづまりとはいえないが時世の要求としては、豪華でおおらかな明るさが自然の
2013/01/28 リンク