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文壇高円寺: 荻窪の黒田三郎
2007/04/01 荻窪の黒田三郎 〈 酒を飲み ユリを泣かせ うじうじといじけて 会社を休み いいとこ... 2007/04/01 荻窪の黒田三郎 〈 酒を飲み ユリを泣かせ うじうじといじけて 会社を休み いいところはひとつもないのだ 意気地なし 恥知らず ろくでなしの飲んだくれ 〉 (「洗濯」抜粋/詩集『小さなユリと』昭森社) 土曜日の昼すぎ、新聞社に行く。仕事中も黒田三郎のことを考えている。 家に帰って、メシを食いながら『定本黒田三郎詩集』の年譜をぱらぱらと眺めていたら、一九四七年(二十八歳)のとき「杉並区荻窪三丁目十四番地静風荘に住む」と書いてあった。 翌年末に、結核の診断を受け、鹿児島に帰郷する。 一九四九年五月、病をおして上京し、六月に結婚するも、まもなく国立大蔵病院に入院する。両側生形手術の宣告を受けたが、主治医が高等学校の後輩だったため、転地療養が許される。年譜には、「手術を予定して蔵書を悉く売り払って買ったヤミのストレプトマイシンを、いたずらにま