円上昇、一時76円台前半〔ロンドン外為〕（10日） （時事通信） - Yahoo!ニュース

【ロンドン時事】10日のロンドン外国為替市場の円相場は、前日の米連邦公開市場委員会（FOMC）声明を受けたドル売りが継続、一時1ドル＝76円台前半まで上昇した。午後4時現在は76円45〜55銭と、前日午後4時（77円25〜35銭）比80銭の円高・ドル安。 FOMC声明は、米国の景気見通しを下方修正した上で、現在の超低金利政策を今後2年間継続する方針を示した。このため一部では量的緩和第3弾（QE3）への思惑も台頭。市場ではドル売り圧力が強まって円は一時76円35銭まで上昇、東日本大震災直後につけた戦後最高値76円25銭をうかがう高水準で推移した。 一方、円の最高値が近づくにつれ政府・日銀による為替介入再開への警戒感が一段と強まっているが、米国経済の先行き懸念から「円が買われやすい地合いはしばらく変わらない」（市場関係者）との見方も多い。ある邦銀関係者は「戦後最高値は通過点に過ぎず、74円

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円上昇、一時76円台前半〔ロンドン外為〕（10日）