＜空自小松基地Ｆ１５タンク落下＞過去２件、緊急状態 無事に着陸 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

航空自衛隊小松基地（石川県小松市）に所属するＦ１５戦闘機の燃料タンク落下事故で、小松基地は１４日、過去に同基地であった４件の燃料タンクトラブルのうち２件で、機体に異常を感じた操縦士が「緊急状態宣言」を行っていたと発表した。同基地によると宣言により、管制官が滑走路への直線進入を許可するほか、民間航空機やほかの戦闘機に優先して着陸できる。今回の落下事故でも、操縦士は上空で緊急状態を宣言した。 同基地によると、Ｆ１５の燃料タンクのトラブルが起きたのは、９８年７月、９９年１１月、０９年１１月、１０年３月の４回。いずれもタンクから機体に燃料を送り込む管に取り付けられたバルブの開閉異常が原因だった。 緊急状態を宣言した２件のトラブルの期日について、同基地は「部隊の能力を明らかにするので答えられない」と公表しなかった。同基地は「２件は無事に着陸し重大なトラブルには至らなかった」と説明している。【松井

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＜空自小松基地Ｆ１５タンク落下＞過去２件、緊急状態　無事に着陸