利用者負担増は両論併記に＝介護保険で意見書―社保審部会 （時事通信） - Yahoo!ニュース

社会保障審議会（厚生労働相の諮問会議）の介護保険部会は24日、介護職員の処遇改善に充てる財源確保策に関する意見書をまとめた。介護サービス利用者の自己負担割合を、現行の1割から高所得者に限って引き上げるとした厚労省案については、賛成・反対の両論併記とした。 厚労省は、年収が300〜400万円程度以上の高所得の介護サービス利用者を対象に、自己負担割合を引き上げる案を提示。同部会では、高所得者に応分の負担を求める案に賛成する意見が多数を占めたが、一方で「介護サービスを長期間利用することを考慮すべきだ」との反対意見も根強かったため、意見集約を見送った。 【関連記事】 野田首相、22日に仕分け視察 財源確保策に賛否両論=介護職員の処遇改善で 利用者負担増を検討=介護保険、高所得者を念頭に 大企業社員は月900円増=現役世代の介護保険料見直し 20時間の介護認める=ALS訴訟、初の仮義

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利用者負担増は両論併記に＝介護保険で意見書―社保審部会