＜国連人権理事会＞シリア残虐行為解明へ 特別報告者を任命 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

【ジュネーブ伊藤智永】国連人権理事会は２日、シリアの反政府デモ弾圧に関する３回目の特別会合で、アサド政権の人権弾圧を非難し、残虐行為の実態解明のため特別報告者を任命する決議を採択した。 ピレイ国連人権高等弁務官は、「人道に対する罪」でオランダ・ハーグの国際刑事裁判所（ＩＣＣ）に付託するよう国連安全保障理事会に勧告すべきだと訴えたが、安保理常任理事国の中国やロシアが国際的圧力を強めることに慎重なため、安保理への勧告は決議案から削除された。 決議案には中国、ロシアなど４カ国が反対、６カ国が棄権し、賛成は３７カ国だった。 人権理が任命した国際調査委員会は、弾圧による児童虐殺の犠牲者が、これまでより増えて計３０７人（少年２６２人、少女４５人）に達したと発表した。 【関連記事】 シリア：トルコ アサド政権に対する経済制裁措置を決定 中国：艾未未さん妻を公安が一時拘束 スーダン：ケニア大

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＜国連人権理事会＞シリア残虐行為解明へ　特別報告者を任命