年金財源は交付国債＝財務・厚労相が合意 （時事通信） - Yahoo!ニュース

安住淳財務相と小宮山洋子厚生労働相は22日午前、財務省内で、2012年度予算編成で焦点となっていた基礎年金の国庫負担割合を2分の1に維持するための財源2．6兆円について折衝した。財源には将来の消費増税を当てにした交付国債を充てることで最終決着した。財務、厚労両省で法案化作業を進める。 安住財務相は同日午後、地方交付税の自治体への配分額に関して川端達夫総務相と折衝するなど、予算案の24日閣議決定に向けて詰めの作業を進める。 交付国債は発行しても新規国債発行額に含まれないため、政府の国債発行を約44兆円以下に抑える財政健全化の目標は見掛け上、維持される。基礎年金の国庫負担財源の一部が一般会計に計上されない異例の措置で、12年度一般会計予算案の総額は約90兆円となり、当初予算段階で6年ぶりに前年度を下回る。 【関連記事】 交付国債で最終決着=年金財源、財務・厚労相合意 消費増税に「景

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交付国債で最終決着＝年金財源、財務・厚労相合意