＜ＪＲ西脱線事故公判＞検察官役の指定弁護士が辞職願 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

ＪＲ福知山線脱線事故（０５年４月）で、検察審査会の議決に基づきＪＲ西日本の歴代３社長が業務上過失致死傷罪で強制起訴された公判で、検察官役の指定弁護士の中心的立場だった伊東武是（たけよし）弁護士（６７）が６日、辞職願を神戸地裁に提出した。「理由は健康の問題」としている。指定弁護士の辞職は全国初とみられ、地裁が認めれば指定が取り消される。 指定弁護士は、弁護士会の推薦を受け地裁が指定。同事件の指定弁護士は４人いる。 伊東弁護士は文書で理由を説明。「前例に乏しい重大事件で、常に議論が必要となり、神経を使い切ってきた」「高血圧の持病があり、真剣な議論を長時間重ねると血圧が危険状態にまで上がる」と説明。「訴訟の準備が出来上がる段階まできた」ため辞職を決断したとしている。 伊東弁護士らは、同罪に問われたＪＲ西の山崎正夫前社長（６８）の無罪判決について、「影響は大きくない」とのコメントを連名で発表

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＜ＪＲ西脱線事故公判＞検察官役の指定弁護士が辞職願