原発事故で東電会長「もう少し防ぎようあった」 経営陣の責任言及 （フジサンケイ ビジネスアイ） - Yahoo!ニュース

東京電力の勝俣恒久会長（７２）は２７日の株主総会での退任を前に、フジサンケイビジネスアイの取材に応じ、東電の実質国有化について「（公的資金を）１兆円入れてもらう以上、やむを得ない」との考えを示すとともに、福島第１原発事故について「結果論としては、もう少し防ぎようがあった」と述べ、自らを含む経営陣の責任に触れた。事故後、勝俣氏がインタビューに応じるのは初めて。 勝俣氏は、福島第１原発事故について「あれだけの津波が来るとは想定していなかった」と改めて指摘。電力会社が政府とともに最新の知見を反映させた規制や安全対策を積み上げていく工夫が足りなかったことを、事故の「反省材料」に挙げた。 原子力損害賠償法（原賠法）では、電力会社が起こした原発事故の賠償が「異常に巨大な天災地変」の場合は免責されるとの条項があるものの、東電が免責の申請を最終的に見送った理由については「（申請すれば）被災者と裁判する

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原発事故で東電会長「もう少し防ぎようあった」 経営陣の責任言及