グーグルが欧州競争法違反問題でさらなる譲歩、当局は調査終了示唆 （ロイター） - Yahoo!ニュース

２月５日、米グーグルは、ＥＵ当局が進める競争上の懸念をめぐる調査に関し、懸念払拭に向けさらなる譲歩案を提案した。写真は欧州委のアルムニア委員。ブリュッセルで同日撮影（２０１４年 ロイター／Francois Lenoir） ［ブリュッセル ５日 ロイター］ -米インターネット検索大手グーグル＜GOOG.O＞は、欧州連合（ＥＵ）当局が進める競争上の懸念をめぐる調査に関し、懸念払拭に向けさらなる譲歩案を提案した。欧州委員会が明らかにした。 これにより、２０１０年１１月以降３年間に及んだ欧州委の調査は事実上終了するとみられ、グーグルは最大５０億ドルともされる罰金の支払いを回避できる。 グーグルはこれまで、当局の懸念緩和に向け是正案を３回提出している。 欧州委のアルムニア委員（競争政策担当）は声明で、「長く難しい協議の末にグーグルから受けた新たな提案は、委員会の懸念に対処している」と評した。