原監督をうならせた名スピーチ…今も巨人を支える「律儀」な男 （スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース

昨年１１月２３日、巨人のファン感謝デーだった。約１０分にも及んだ中継ぎ左腕・高木康成の引退スピーチ。長いと感じるどころか、いつの間にか聞き入っていた。一塁ベンチ前に整列していた原監督も高橋由も阿部もそうだった。東京ドームにいた誰もが吸い寄せられるように、耳を澄ませた。 【写真】現役時代の高木康成 「静岡の田舎者が３球団を渡り歩かせていただき、勉強になりました。ファンの方々からいただいた声援は僕の財産です」。マウンド前で深々と頭を下げた高木康に、万感の拍手が注がれた。ファンの前で締めのあいさつを行った新選手会長の村田も「皆さんの前で話すのは本当に難しい。だからこそ、あの（高木康の）スピーチは凄いんですよ」と舌を巻いた。 あれから約８カ月。２軍サブマネジャーとなった高木康の朝は早い。午前５時に起床。６時４０分のジャイアンツ球場の門開きと同時に、クラブハウスに入るのが日課だ。帰宅は午後８時を

[karatte]

“選手時代のあだ名は「律儀」。もちろん、その実直な性格からきている”