ＨＵＮＴＥＲ ×ＨＵＮＴＥＲ

どっかの国の森の中。 クラピカは『念』を習得すべく、この場所に来ていた。 『念』習得の師匠である佐々木(仮名)が基礎の四大行を教え終わり、水見式――。 クラピカの『念』の性質を見極める儀式が行なわれた。 グラスに注がれた水。 浮かべられた木の葉。 オーラを篭めたクラピカの双掌の間で水に変化が起きる。 不純物の発生―――。 クラピカの念の性質は『具現化系』だった。 具現化形念能力の説明を終え、佐々木(仮名)が問う。 「具現化の対象物の選択に失敗は許されない。何を具現化するかは慎重に決めろ―――」 クラピカは瞼を一度閉じ、ゆっくりと開いた後。 迷い無く言葉を紡いだ。 「―――コメが良い。」 *********************************************** 突発性ＨＵＮＴＥＲＸＨＵＮＴＥＲ小説 [クラピカ 華麗なる転身] *****

[s162]

コメを。具現化したい。

[kashmir108]

米。

[sasuke8]

米を具現化するクラピカ