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罪と罰について - Letter from Kyoto
当時大学生だった。友人はおらず、スポーツや学業に打ち込むこともなく、バイトに励むわけでもない。何... 当時大学生だった。友人はおらず、スポーツや学業に打ち込むこともなく、バイトに励むわけでもない。何もない時間をただ通り過ごしていた。大学を卒業しても働くだけ。その働くだけが嫌で、先延ばしするために大学に行っていた。自分が望んだ学力の大学には届かず、「家から近い」というだけの理由で受験した大学に通っていた。毎日通っていたのは、主に大学の図書館だった。雑誌を読んだりパソコンを借りたり、たまに本を読んでいた。誰でも知っているような、有名な本を読んでいた。名前だけは知っているような本。特にそれが読みたいわけではない。それは意味のある生活ではなかった。目標がなかった。自分はこの、限られた自由な時間と多額の学費を浪費していた。何に替えるわけでもなく、垂れ流していた。僕が読んでいた本に出てくる彼も、初め似たように見えた。何にもなれない男、ラスコーリニコフ。でも彼は僕とは違い、実力を認める人たちがいた。彼の
2016/04/17 リンク