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やられたら絶対にやり返す男――。広島1位入団・野村祐輔の反骨魂。(中村計)
2010年秋季リーグで最優秀防御率賞を受賞した時の野村祐輔(左)と、首位打者に輝いた広陵の元チームメ... 2010年秋季リーグで最優秀防御率賞を受賞した時の野村祐輔(左)と、首位打者に輝いた広陵の元チームメイトでもある土生翔平(早稲田)。広島にドラフトで4位指名され入団を躊躇していた土生に、野村が「来いよ」と誘い、11月半ばには土生も広島と契約を交わした 野村といえば、真っ先に思い出すのは、'07年夏の甲子園の決勝戦だ。広陵のエースだった野村は、ダークホースの佐賀北高校を7回まで1安打無失点に抑えていた。スコアは、4-0。誰もが広陵の優勝を確信していた。 ところが、8回裏、満塁から微妙な判定で押し出し四球を与え、直後、逆転満塁ホームランを浴びてしまう。 まさかの逆転負けだった。 そのときのことを聞いたのは、大学1年の春、明大に入学し間もない頃だった。 当時の映像を流しながら振り返ってもらったのだが、野村の口は、鋼鉄製の錠前がついているかのごとく重かった。そして、その錠を外そうものなら、たちまち
2011/12/17 リンク