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【マンディアルグ】名作短編「燠火」紹介・レビュー〜夢の中の夢を見ている気分
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【マンディアルグ】名作短編「燠火」紹介・レビュー〜夢の中の夢を見ている気分
暖炉という暖房方法がモダンでなくなってしまい、「燠火」なるタイトルにどことないノスタルジックな味... 暖炉という暖房方法がモダンでなくなってしまい、「燠火」なるタイトルにどことないノスタルジックな味を感じる。傑作短編集『燠火』の冒頭作品「燠火」の紹介。 あらすじ フロリーヌは暗闇を上昇する螺旋階段を登り天辺の部屋で開催される舞踏会に招待される。部屋では騒々しい音楽が掻き鳴らされ、彼女は馬の顔をした頑健な女のダンスの相手をする。やがて体を激しくぶっつけ合いながら相手は目を閉じる。 フロリーヌは夢から覚め、馬車(これもモダンなアイテムとは言えない代物)の床に後ろ手に縛られ揺られている。月光の輝く夜である。同じく転がっている袋が体にぶつかり、夢の中のダンス相手の体を思わせる。 ダンスが夢だったのか。それとも今自分は夢を見ているのか。馭者台には二人の男が座り、一人が手綱を操る。誰も口を聞くことはない。フロリーヌはなぜ自分が今こうしているのか全く思い出せない。 男たちは彼女を下ろすと、めいめいナイフ