インドを襲う雨不足 迫り来る水の危機、経済成長の足かせに JBpress(日本ビジネスプレス)

インド北部の農業地帯に2エーカーの農地を持つシャイフル・ラフマンさんは、生まれてこの方ずっと、水の供給源がどんどん地下深くに沈んでいくのを見てきた。 「子供の頃は、水は地下15フィート（5メートル）のところにあった」とラーマンさん。「55歳になった今、雨がずっと少なくなり、帯水層の水面は地下90フィートまで下がった」 2年前、ラーマンさんは10万ルピー（2080ドル）を投じて深さ220フィートの井戸を掘った。先代から引き継いだ深さ70フィートの井戸が枯れてしまったからだ。 米の一大生産地であるパンジャブ州では、水を大量に使う稲作が地元の水資源を食いつぶしてきたために、多くの農家が同じくらい深い井戸を掘っている。 農家や都市部の水不足は、インド全域でかねて懸念されてきたが、今年は弱いモンスーンのせいで一段と深刻なものとなっている。モンスーンの到来が遅かったうえに、降雨量が少ないのだ。

[You-me]

「問題の一端は水が事実上ただで供給されているために、農家、消費者、産業に、節水したり、水を効率的に利用するインセンティブがないことだ」／ただそうしても人口に対して水は圧倒的に足りない。

[takayan]

大国の水不足の問題は、食糧自給率がわずか40%程度にとどまっている日本にとっても他人事ではない。インドのような大量の人口を抱える国が食糧輸入国に転じた場合にどう対応するのか。残された時間は少ない。

[FTTH]

参考になれば　→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%86#.E6.B0.97.E5.80.99

[u-c-h-i]

これからは水ビジネスだな

[fujikumo]

<米の一大生産地であるパンジャブ州では、水を大量に使う稲作が地元の水資源を食いつぶしてきたために、多くの農家が同じくらい深い井戸を掘っている。>

[octavarium]

農業はインドのGDPの17％を占めるに過ぎないが、国民の3分の2が農業およびその関連産業から主たる収入を得ている