中国独自開発の通信放送衛星「キン諾2号」、故障発生で修復困難 | ホビー | マイコミジャーナル

キン諾衛星通信有限公司がこのほど、さる10月29日に発射成功した中国独自開発の新世代大出力通信放送衛星「キン諾2号」が、ポイントを固定する過程で故障によるトラブルをきたしたと発表した。 キン諾公司によれば、トラブルはソーラーパネルの2回目の展開と、通信アンテナの展開で発生。テレビ放送などの中継通信サービスができない状態にあるという。 本誌既報のとおり、キン諾2号は「東方紅4号」衛星とプラットフォームを共有する衛星で、重さは約5.1トン。標準的な放送衛星周波数帯を利用することが可能とされている。長寿命かつ大容量で、安全性と信頼性に富むなどのメリットを有し、設計寿命が15年、軌道上でのサービス寿命も12年に達するといわれている。 キン諾2号は目下、東経92.2度の予定軌道位置を保ち、その他のシステムは正常に作動している。衛星開発メーカーは現在、故障の詳細について分析を進めている。 専門家による

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