長岡まつり大花火大会：震災復興願い ／新潟 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

真夏の夜空を彩る「長岡まつり大花火大会」が２日、長岡市の信濃川河川敷で開かれ、色鮮やかに夜空を焦がす光と音の芸術に、大勢の見物客は酔いしれた。豪雨の影響で実施が危ぶまれたが、河川敷の復旧作業を急ぎ、開催にこぎつけた。 東日本大震災の復興を願い、例年フィナーレを飾る復興祈願花火「フェニックス」が最初に打ち上げられると、見物客から「ウオー」と歓声と拍手が湧き起こり、冒頭からクライマックスに達した。「天地人花火」「ミラクルスターマイン」「尺玉１００発」なども大音響と共に次々と打ち上げられた。 日中はＪＲ長岡駅前の大手通を中心にパレードや和太鼓の演奏などがあった。長岡まつりは３日もあり、花火大会もある。３日の花火大会では、「フェニックス」は例年通り最後に打ち上げられる。 長岡花火は明治時代に始まり、戦時中は中断されたが、長岡空襲（１９４５年８月１日）の犠牲者の慰霊と戦災復興の象徴として４７年に再開