オランダ：日本からのコンテナ押収 放射性物質検出で - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

オランダ保健当局は１０日、同国ロッテルダム港にこのほど日本から到着したコンテナ１９個の表面から放射性物質が検出され、このうち５個は許容基準を超えたため、一時的に押収したことを明らかにした。 ５個のコンテナは放射性物質の量が欧州連合（ＥＵ）の許容基準を超え、このうち１個からは平均で基準の１平方センチ当たり４ベクレルの１．５倍となる６ベクレルの放射性物質が検出されたという。１４個は基準を大幅に下回っていた。 コンテナ５個は隔離して洗浄し、放射性物質の量が基準を下回れば、鉄道やトラックなどに積み替えてオランダ国内への搬入が許可されるという。コンテナの中身や日本の出荷元などは不明。 ＥＵは福島第１原発の事故を受けて４月中旬、日本から到着する貨物に対する放射性物質の検査強化を決定。オランダ当局は日本からの貨物を無作為に抽出して検査しており、検査は「必要な限り続ける」としている。（共同）

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５個のコンテナは放射性物質の量が欧州連合（ＥＵ）の許容基準を超え、このうち１個からは平均で基準の１平方センチ当たり４ベクレルの１．５倍となる６ベクレルの放射性物質が検出されたという。