エジプト議会選：「投票率は７割超」軍最高評議会将軍 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

【カイロ和田浩明】エジプト人民議会（国会）選挙の第１回投票が２９日終わった。軍最高評議会が暫定統治するエジプトで２月にムバラク独裁政権が崩壊して以来初の国政選挙。早期民政移管と安定の回復を求める多数の有権者が参加し、軍最高評議会のイスマイル・アトマン将軍は「正確な推定ではないが、投票率は７割を超える」と中東の衛星放送アルジャジーラに語った。 カイロ中心部ザマレク地区の投票所では２８日終日、数百メートルにわたり有権者が列を作った。ソーシャルワーカーのバサマ・セーバーさん（３３）は「ようやく自分が選びたい政治家に投票できる時代が来た」と語った。 投票の監視にあたった非政府組織（ＮＧＯ）連合「エジプト選挙監視連合」は一部での投票開始の遅れや違法選挙活動を指摘したが、大きな混乱は無かった。米国務省のトナー副報道官は２８日の会見で「多数の有権者が参加し、平和的だった」と評価した。 今回の選挙では穏健

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｢イスラム主義政党が３～４割の議席を獲得するとの予想が有力だ。第２回投票は１２月中旬、第３回は１月上旬に予定されている。｣