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この国と原発:第1部・翻弄される自治体/1(その2止) 落ちるカネ、依存体質に - 毎日jp(毎日新聞)
<1面からつづく> ◇巨大施設乱立、土建業が肥大 偏った産業構造脱却は困難--福井・敦賀市 「原発銀... <1面からつづく> ◇巨大施設乱立、土建業が肥大 偏った産業構造脱却は困難--福井・敦賀市 「原発銀座」と呼ばれる福井県の若狭湾岸にある敦賀市内を歩くと、電源3法交付金や原発事業者からの寄付で建設された体育館やホール、商店街のアーケード、短大や温泉施設まで、人口約6万9000人の地方都市には不釣り合いと思える巨大施設が建ち並ぶ。 北陸自動車道敦賀インターチェンジ近くの山腹にある市立温泉施設「リラ・ポート」。約9ヘクタールの広大な敷地に、豪華客船をイメージした総ガラス張りの建物と、約300台が駐車可能な立体駐車場を併設する。大浴場や露天風呂のほか、水中歩行で健康増進を図る「バーデプール」と設備も豪華だ。 02年に完成し、総事業費は約35億円。うち約25億円は高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ火災事故(95年12月)後、文部科学省が創設した交付金だった。 市や地元経済界は当初、「敦賀の
2011/08/19 リンク