シリア：アラブ連盟監視団員が負傷 政府に保護徹底求める - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

【カイロ和田浩明】アラブ連盟は１０日、連盟監視団のメンバーがシリア各地で政府支持派、反体制派双方の暴力行為の標的になり、複数が負傷し機材が損傷したと発表、シリア政府に対し団員保護を徹底するよう求めた。 アラブ連盟によると、暴力行為は８日以降に相次ぎ、北部ラタキア、東部デリゾールでは政府派が、他地域では反体制派が関与した。クウェート国営通信によると、ラタキアでは９日に「正体不明のデモ隊」の攻撃で、クウェートから派遣された２人が軽傷を負った。 アラブ連盟は１６４人の監視団をシリアに派遣中。派遣にもかかわらず弾圧がやまないことから、一部反体制派は監視団の有効性に疑問を表明している。

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この事件に対して、政権側と反体制派がどのような反応をするかが気になります。