World Maker Faire New York - 趣味がいつの間にか仕事に…データセンターでの節電を促進する環境監視ロボット

IBM研究所で働いているJonathan Lenchnerは趣味で建物内の湿度や温度をモニタリングするロボットを作っていた。会社にデータセンター環境監視用での利用を提案したところ採用に。本当は本業とこのロボットと半々くらいの仕事配分の予定なのだけれど、最近は8割がたこのロボットに費やしているとか。 データセンターはどこも「冷やし過ぎ」でエネルギーの無駄遣いをしているそうで、このロボットはデータセンター内のエアーフロー、温度、湿度をモニタリングし、空調の必要な場所だけを冷やすことで節電に貢献している。見ての通りベースはiRobotでノートパソコンをそのまま乗せてある。 オフィシャルのビデオはこちら。詳しく知りたい人は彼らの論文(pdf)も参照してください。 最近ニューヨーク・タイムズに“Power, Pollution and the Internet”というデータセンターでのエネルギー無駄