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がっかりする抗鬱剤
新年早々、私は困った問題を抱えている。私の友人が新年の抱負として今年こそすっきり鬱を治したいと言... 新年早々、私は困った問題を抱えている。私の友人が新年の抱負として今年こそすっきり鬱を治したいと言い出した。彼は過去何年も薬箱いっぱいの薬を飲み続けてきたが、どの薬も満足な効果が出なかった。次第に副作用に耐えられなくなり、薬の服用を停止したら今度は激しい禁断症状(痙攣、めまい、頭痛)に見舞われたと言う。何か新しい薬で慢性的鬱症状を改善できるものがあるであろうかと聞いてきた。 私は古い三環系抗うつ薬から比較的最近のSSRIまで、研究報告には精通しているつもりである。SSRIとは神経伝達物質であるセロトニンをターゲットにするゾロフト、パクシル、プロザックとそのジェネリックであり、新しいものには神経伝達物質であるノルエピネフィリンをターゲットとするエフェクサーやウェルブトリン等まである。ニューヨークタイムズでウェイル・コーネル医科大学のリチャード・フリードマンが「抗鬱剤の安全性と効果は科学的に証明
2014/04/10 リンク