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asahi.com:被告人調書不採用/タクシー強盗公判-マイタウン大分
女性タクシー運転手の顔を殴り売上金を奪ったなどとして強盗致傷と窃盗の罪に問われた住所不定、無職藤... 女性タクシー運転手の顔を殴り売上金を奪ったなどとして強盗致傷と窃盗の罪に問われた住所不定、無職藤田定信被告(40)に対する裁判員裁判の第5回公判が20日、大分地裁であった。西崎健児裁判長は「調書の任意性は認められるが必要性がない」として、被告人の供述調書を証拠採用しない判断を示した。 同被告には知的障害があり、供述調書の任意性の有無が争点のひとつ。検察側は第3回公判で、藤田被告の取り調べを一部録音・録画したDVDを放映。取り調べ調書には検察官による誘導がなく、任意性があると主張。一方で弁護側は「被告人は精神遅滞で調書の意味などを理解していない」と訴えている。 起訴状によると、藤田被告は4月4日正午ごろ、大分市内でタクシーに乗車。豊後大野市の山中で停車させ、運転手を数回殴ってけがを負わせ、タクシー代約1万2500円を支払わず、売上金や運転手の所持金約1万3800円を奪って逃げた。
2011/05/24 リンク