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朝日新聞デジタル:セレッソ大阪 今も駆け回る「チームの宝」-マイタウン大阪
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朝日新聞デジタル:セレッソ大阪 今も駆け回る「チームの宝」-マイタウン大阪
ピンクのユニホームに身を包み、短く髪を刈り込んだ男性が観客の声援に手を振って応える。10月20日... ピンクのユニホームに身を包み、短く髪を刈り込んだ男性が観客の声援に手を振って応える。10月20日、金鳥スタジアムでの試合前の一こまだ。その男性とは、元日本代表の森島寛晃さん(40)。 言わずと知れた「ミスターセレッソ」。1991年にセレッソの前身であるヤンマーに入団し、2008年に引退するまでセレッソ一筋。J2に落ちても、移籍することはなかった。日本代表では64試合で12得点を挙げ、02年W杯でもゴールを決めた。今はチームの「広報大使」とも言える「アンバサダー」という肩書で、子どものサッカー教室を回ったり、イベントに参加したりしている。 いろんなチームに「ミスター」と呼ばれる選手がいるが、かつての名選手がファンサービスをする姿を見て、ふと、思った。「これって、珍しくない?」 比較的自由に移籍ができるサッカーでは、代表クラスの選手が一つのチームで選手生活を終えるケースは、決して多くない