ECサイトで顧客に提示する「選択肢の数」と「コンバージョン」の関係 ｜ネットコンシェルジェ

当ブログでは、以前の記事で「ECサイトは社会心理学を活用すべき」と提案した。今回は発表されている社会心理学の研究成果から、ECサイトで提示する選択肢の数とコンバージョンの関係について考えてみよう。選択肢が多いほど、購買意欲は増加するか？ The Economistの記事によれば、2010年、米国の平均的なスーパーは4万8,750品目を扱っており、1975年に比べ、品揃えが5倍に増えたという。このように品数が増えた裏には「選択の自由を消費者に与えることこそが、市場を活性化させる基本である」という考えがある。 おそらく誰もが、選択の余地があり消費者個人個人が自分の好みに合った商品を選べる方が、選択の余地が少ない状況よりも、消費者の購買意欲は刺激されると想像するはずだ。この仮定が正しいのか社会心理学を通して模索したい。 マーケティング業界で有名な「ジャムの実験」 かつては選択肢を多く用意すればす

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