歴史・時代小説──あ行の著者 黒船攻め-不知火隼人風塵抄（３） (双葉文庫)

房州沖に突如、謎の異国船が現れた。それまで日本近海を騒がせてきた黒船よりも、遥かに大きく不気味な船影……。ただの脅しか、それとも何か巨大な陰謀なのか。老中・阿部正弘の命を受けて探索に向かった幕府の密使・不知火隼人に、新たな敵が襲いかかる！ 津軽沖から霧に紛れて南下する謎の黒船が現れた。神出鬼没の不気味な船影は、動揺する幕府を嘲笑うかのように江戸へと近づいてくる。これは国難の前触れなのか。狙いは何なのか。大奥年寄・歌橋の密命を受けた不知火隼人は、黒船の正体を暴くべく、海岸への守りを固める安房館山藩へと向かう。折しも白浜の磯には碧眼の男が漂着していた―。絶好調シリーズ第三弾。

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稲葉 稔,黒船攻め-不知火隼人風塵抄（３） (双葉文庫),双葉社,4575664715,近代:明治以後,〔あ行の作家〕,日本文学,日本の小説 黒船攻め-不知火隼人風塵抄（３） (双葉文庫): 稲葉 稔