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『如月(きさらぎ) 旬日を経て』
akianarchieーつれづれまくらにき われうらべかねよし、せいせうなごん、きのつらゆきのみたりをわがつ... akianarchieーつれづれまくらにき われうらべかねよし、せいせうなごん、きのつらゆきのみたりをわがつたなき生きゐのともがらとす。日のもふこと、よきはたあしきふたつながら、もふにまかせただつづらむとす。本間菜穂わが詩神(ミューズ)なり。 睦月(むつき)は餅(もちひ)も喰らはずゆきぬ。節(せち)もなし。いくたびのあらたまのならひぞや。正月(しやうぐわつ)とは名ばかりか。あらず。おのが身を正す月なり。 ついたち。早旦(つとめて)。「年越し」なかりけるをおもひ、蕎麦切(そばきり)を食(は)む。くちびるふるるつめたみの舌に温(ぬく)とくなりゆいてやをら喉(のんど)をすべり入る。「食べ初(ぞ)め」のあなたふときや。 ととのへらむおもひ身をもてこの如月をいとなまむ。人口(ひとぐち)にいふ、あすなむ聖ヴァレンティノの日なるとぞ。 (後記) 元旦にわたしが食べたお蕎麦は、「南部霧そば」といいます。岩
2012/02/13 リンク