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『魔石屋の赤い石 トモダチ』
黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人... 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒猫堂こと黒猫が自作人形やイラストを発表しつつ、ニート、ひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 森の中の魔石屋で僕は赤い石を見つけた それは血の涙を集めて作られた石 赤く赤く どこまでも深い深紅 「婆さん、こいつはルビーかい? ずいぶん大きいな。」 「触るんじゃないよ。そいつは人には触れられない。」 魔石屋の婆さんはそっぽを向きながら言ったんだ。 「あんたが人ではないものになる覚悟があるなら話は別だがね。」 赤い石の中にはたくさんのトモダチがいるような気がした 生きていた頃には、踏みつけられ、蹴飛ばされてきた。 それで最後には血の涙を流して死んでいった その心を集めてできた石 それはたくさんの僕のトモダチ 「買う気がないならとっとと出ていきな、人間。」 その対価は僕が人で