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陶片日記
夏が来ると、カイロの路上のあちこちに、オッラ(qulla)と呼ばれる素焼きの壺が並ぶ。 中に入れられた... 夏が来ると、カイロの路上のあちこちに、オッラ(qulla)と呼ばれる素焼きの壺が並ぶ。 中に入れられた水が、素焼きの肌を通して外に染み出して、その気化熱で中の水が冷却される仕組みになっている。日中、カイロの気温は50度を超えることもあるけれど、木陰に置かれたオッラの胴に触れてみると、ちょっと意外なほど冷たい。 染み出した水でオッラの素焼きの肌が赤く光る様子は、日本の風鈴の音にも似た、カイロの夏の風物詩である。 木陰に置かれたオッラ。タイルのカケラで蓋をしてある。壺の首の内部は、この写真では見えないけれど、簡単なフィルター状になっている。 オッラの歴史はとても古くて、中世エジプトの年代記にも登場する。数百年前のオッラの陶片が、カイロ近郊の遺跡でいくつも発見されている。それらのオッラのフィルター部分には、精緻な透かし彫りが施されていて、非常に美しい(興味のある方はこちら をご覧になってください