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『アンドレ・ジッドについて思うこと』
「書を捨てよ、町へ出よう」。有名なこの言葉を残したのは、劇団「天井桟敷」の主宰者・寺山修司である... 「書を捨てよ、町へ出よう」。有名なこの言葉を残したのは、劇団「天井桟敷」の主宰者・寺山修司である。 しかし、この言葉に元ネタがあることは、あまり知られていない。 『狭き門』や『贋金つくり』などの小説を残したフランスの作家アンドレ・ジッドは、1898年に発表した詩文集『地の糧』の冒頭で「ナタナエルよ、書を捨てよ。町へ出ようではないか」という詩を書いている。言うまでもなく、寺山修司はジッドの詩に影響を受け、自らの評論集に『書を捨てよ、町へ出よう』という題名をつけたことが推測できる。 アンドレ・ジッドの小説は、聖書の引用が多く、仏教の国である日本には、いささか馴染みにくい。ジッドの小説をスラスラと理解しながら読める日本人は、キリスト教に充分な理解があったり、そもそもの「センス」があると断言しても良いだろう。ちなみにぼくは、かなり時間をかけて『狭き門』を読んだが、100%内容を理解できたのかと問わ